海外CROの活用について
CROとは?
Contract Research Organization の頭文字をとりCROと呼ばれる企業体。
前臨床(GLP-tox試験)や臨床試験(治験)の研究受託会社を指す事も多いが、ナミキ商事の主に取り扱っているCROは、化合物の合成を請け負う受託合成会社を指しています。
海外CROを活用する目的
- 研究の効率化や人手不足の解消(自身のよりコアな研究への注力)
- 研究に係るコストカット など
海外CROを活用する際の契約形態
- FFS
(Fee For Service) - 成果物(主に合成物や試験レポート等)に対して支払が生じる契約形態です。
合成失敗時は請求が発生しないケースもあり、見積取得時の契約内容のチェックは重要です。
委託内容に沿った実力を有するかどうか、丁寧な対応をしてくれるかどうかという観点で、経験豊富な委託先の選定が効率良い外部活用の鍵になります。
- FTE
(Full Time Equivalent) - 創薬の初期段階においては、中長期間に亘る合成委託の際に主に採用される契約形態です。
支払いの対象が成果物ではなく、契約した期間中の労務そのものに対してであり、期間内の成果物の多寡で請求額が変動する事はなく、常に一定額の請求が生じるため、コミュニケーションがしっかりと図れ、生産性の高いCRO選びが重要になります。
活用までの流れ
- 見積~受発注まで
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- まずはご依頼の概要についてお問合せ下さい。営業担当者より必要な情報をヒアリングいたします
- ご依頼の内容や背景に基づき、信頼できるCROからの御見積りをご用意いたします
- 御見積り結果に基づいて検討を頂き、受発注を行います
- 受注後~納品まで
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- FTEではCRO側から直接、FFSではナミキ商事を介して定期的な頻度で進捗をお知らせします
- CRO側で合成が完了した後、分析データをチェック頂きます
- 内容に問題が無ければ、ナミキ商事より現地に出荷指示を行います
- ナミキ商事にて輸入・検品後、納品を行います
- お問い合わせ
- 営業時間:9:00 ~ 17:00
- TEL03-3354-4026
- FAX03-3352-2196
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