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サプライヤー情報

Messenger Bio(メッセンジャーバイオ)

オーストラリア

  • 試薬

Messenger Bio(メッセンジャーバイオ)社について

設立
2021年
社員数
7名
本社所在地
オーストラリア (メルボルン)
URL
https://www.messenger.bio/

MessengerBio社は、主にカスタムmRNA製造と脂質ナノ粒子 (LNP) 製剤を提供しているオーストラリア/メルボルンに拠点を置くバイオテクノロジサプライヤーです。当社は2021年設立とまだ新しい会社ですが、これまでに世界14 か国/30社を超える機関顧客に製品を販売しております。

特徴
    • カスタム合成のmRNAは注文から納品まで 4 ~ 6 週間で提供可能
    • 機械学習を用いたコドンの最適化が可能
    • 即購入可能な mRNA の豊富な品揃え

製品情報

FLuc (Firefly Luciferase) mRNA
ホタルルシフェラーゼタンパク質をコードする当社のFLuc mRNAは、in vitroでの発現と発光が最大になるように特別に設計されています。
このFLuc mRNAは、Cap1構造(Cap0より生物学的に優れている)、高発現5'UTRおよび高安定3'UTR、100-ntポリ(A)テール、およびコドンに最適化されたルシフェラーゼオープンリーディングフレームを含むように設計されており、非修飾または修飾(N1メチルシュードウリジンまたは5-メトキシウリジン)塩基から選択が可能です。いずれのタイプの修飾塩基も、in vitroおよびin vivoでのタンパク質発現を増強することが示されています。
 
Cy5-labelled mRNA
MessengerBio社では、お客様の試験研究用にCy5標識mRNA製品をご提供しております。弊社ではすべての既製およびカスタムmRNA(CYAN、mCherry、EverGreen、mFlame、すべてのmRNA)にCy5標識を行っています。当社の高品質mRNAは、シアニン5標識ウリジン三リン酸(Cy5-UTP)と1:3~1:5の比率(Cy5-UTP:UTP)で合成されており、翻訳段階に依存しないmRNA局在のイメージングおよび追跡のための強力なツールの提供が可能です。当社のCy5標識mRNAは、ナノ粒子ローディング定量アッセイにも使用できます。
 
mCherry mRNA
当社の mCherry mRNA は、キノコ Dicosoma sp. タンパク質 DsRed (maxEx/Em 587/610 nm) 由来の赤色蛍光タンパク質をコードし、in vitro での発現と蛍光が最大になるように特別に設計されています。
本製品は、Cap1構造(Cap0より生物学的に優れている)、高発現5'UTRおよび高安定3'UTR、100-ntポリ(A)テール、およびコドン最適化されたmCherryオープンリーディングフレームを含むように設計されています。非修繕塩基、または修飾塩基(N1-メチルシュードウリジンまたは5-メトキシウリジン)からお選びいただけます。どちらのタイプの修飾塩基も、in vitroおよびin vivoでのタンパク質発現を促進することが示されています。

サービス情報


mRNA-based Protein Expression System
従来のタンパク質発現方法は、多大な労力がかかるにもかかわらずタンパク質のフォールディング、翻訳後修飾、溶解性において複雑な問題を引き起こす可能性があります。 Messenger Bio の mRNA ベースのタンパク質発現システムは、タンパク質発現の正確な制御を維持しながら検証プロセスを加速させることが可能です。 標的タンパク質をコードするカスタム mRNA 配列を合成し、それを細胞にトランスフェクトすることで、研究者は目的のタンパク質をネイティブの細胞環境で迅速に発現させることができます。 この合理化されたアプローチにより、タンパク質が正しく折りたたまれ修飾されることにより正確な機能分析が可能になります。
mRNA-encoded Gene Editing Systems
遺伝子編集研究は、生物学的システムへのアプローチ方法に革命をもたらしています。Messenger Bio では、お客様の特定の研究要件を満たすために、CRISPR-Cas、TALEN、ZFN などの大きなマルチドメイン遺伝子編集酵素を哺乳動物細胞で効率的に発現するように設計された mRNA エンコードシステムを作成することが可能です。
リボ核タンパク質(RNP)複合体やアデノ随伴ウイルス(AAV)などの従来の遺伝子編集アプローチは、in vitro および in vivo 研究に適用する場合には限界があります。 RNP はかなりのサイズと潜在的な免疫原性を示す可能性がありますが、AAV は限られた導入遺伝子サイズによって制約されてしまいます。 mRNA でコードされた遺伝子編集システムは、動物研究の哺乳動物細胞え¥での高い編集効率と有望な代替手段を提供が可能です。
Streamlined In-Vitro Formulation & Testing service (SIFT)
研究や治療では、効率的で信頼性の高い mRNA 送達が不可欠です。 当社のカスタム mRNA-LNP 製剤および In-Vitro 試験サービスは、お客様が選択した細胞で最適な mRNA 送達とパフォーマンスを実現するためにカスタマイズされた脂質ナノ粒子 (LNP) 製剤の提供が可能です。mRNA 送達の最適化プロセスを合理化するように設計されたこの最先端のサービスで研究を加速させることが可能です。

施設・設備

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